ハーブティーの基礎知識
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    ヨーロッパ伝統のハーブティー

    ハーブティーの歴史は古く、紀元前400年ごろに医学の創始者、ヒポクラテスがハーブを煮出した液を薬として処方したのが始まりだと言われています。

    薬としてではなく芳香剤としての利用はもっと古く、既に紀元前3000年ごろには宗教儀式に用いたとの記録が残っています。ハーブの有効成分の利用法は、熱湯に浸して成分を抽出する「インワユージョン」、煎じる「デコクション」、アルコールに漬け込んで成分を抽出する「チンキ」、その他蒸したり溶剤に浸けて成分を抽出する精油など様々な方法がありますが、もっとも手軽な利用方法がインワユージョン、すなわちハーブティーとして利用する方法です。

    ハーブは世界中で古くから使われてきました。しかし、世界中どこへでも飛行機であっという間に行けるグローバル化された現在と違って、他国に渡るには船で長旅をしなければならなかった時代、また今と違って科学技術が発達していなかった時代、気候も土地も違う欧米と東洋では使われていたハーブは当然違っていたようです。ヨーロッパで主流だったハーブと言えばエルダーフラワー。

    日本ではハーブの知識がある人でないと知らないでしょうが、ヨーロッパではラベンダーやローズと並んでポピュラーなハーブです。アンデルセンの童話でも、雨に濡れて帰ってきた子供に母親がエルダーフラワーのお茶を飲ませるくだりがあるくらい、古くからヨーロッパで親しまれてきたハーブです。

    向こうでは子どもが風邪を引いたら、エルダーフラワーを砂糖で煮詰めたシロップを飲ませます。

    日本ではショウガ湯やゆず湯みたいなものでしょうか。

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